ボストンの最新住宅事情
皆さん、こんにちはボストンオフィスです。
他の州と同様に、ボストンも、人の移動も少なく閑散期である12月と1月は不動産マーケットも停滞気味となり、賃料が年間を通しても最も格安となります。
しかし、2月に入ると、3月、4月ご入居希望の方からの問い合わせが増え、物件の流動性も高くなります。4月以降の物件情報も徐々にアップデートされてきていますが、4月以降の空き部屋は既に賃料の上昇傾向がみられます。
2ベッドルーム、3ベッドルームは、元々の物件数が少ない為、人気の物件に関しては空き情報が更新された際には、例年通り、数日、数時間にて申込みが入ると予測されます。
ボストンは、元々、赴任前に物件が決定されることが多い賃貸事情となりますが、4月以降については、現在、入居者がいる入居者付き物件の段階で申込みが入り、物件の内覧をすることは厳しい状況が予想されます。特にアパートメントは、入居者付きの部屋の内覧は基本不可となっているため、人気物件に関しては、実際に入居する物件の内覧が出来る可能性は低く、共有エリアのみの内覧になることもあります。
人気の物件はアップデートされ次第、申込みをする方も多く、時差がある日本からの申込みは不利とはなりますが、多くの方がアパートメントのウェブサイトを常に確認している状況のようです。
ビザがないと申込みが出来ない物件も多くあるため、事前にビザ、雇用証明書など必要な書類を準備しておくことも、ご希望の物件を確保するためには必要となります。
一般的に物件の退去は60日前退去通知となる為、希望の契約開始日から2カ月以上前の場合は、まだ空き情報が掲載されていないことも多い為、2カ月前までに必要書類を準備し、物件探しを開始することをお勧めします。
リダック・ボストンオフィス 矢島
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