マンハッタンで注目度ナンバー1のコンドミニアム 15 Hudson Yards | Reloredac.com

マンハッタンで注目度ナンバー1のコンドミニアム 15 Hudson Yardsのストーリー

 

マンハッタンで今最もホットな再開発エリアといえばハドソンヤード(Hudson Yards)ですが、このハドソンヤード内のコンドミニアム、15 Hudson Yardsがいよいよ先日販売開始となり、高い注目を集めています。そこで、今回はこの開発プロジェクトの概要と15 Hudson Yardsについて紹介します。

 

ハドソンヤード (Hudson Yards)について

正式名はハドソン・ヤード再開発プロジェクト(Hudson Yards Redevelopment Project)と呼ばれています。マンハッタンのヘルズ・キッチンからチェルシーのハドソン川沿い一帯の、広さ26エーカー(約10.5ヘクタール)の広大な敷地で、総事業費は150億ドル、民間不動産開発事業としては米国史上最大の規模となります。

 

開発自体は2012年に起工しました。2段階のフェーズに分かれ、全プロジェクトの完成は2024年の予定です。ハドソンヤード再開発は、全米大手ディベロッパーのRelated Companiesと、カナダ有数の機関投資家で不動産投資会社でもあり、ディベロッパーでもあるOxford Properties Groupが開発を主導しています。最先端のデザインとテクノロジーを駆使した住居、オフィス、ホテル、商業施設、アートスペースが集まる一大複合施設として、着々と開発が進んでいます。

日本からは、三井不動産株式会社も米国子会社を通じてハドソン・ヤードプロジェクトを構成するオフィスビル郡の一棟の開発を進めています。マンハッタンでの日系企業による開発事業の中では、延床面積において過去最大の事業規模と言われています。

昨年、このハドソンヤードの最寄り駅「34th Street-Hudson Yards」も開通し、ハドソン・ヤードは、日系企業が点在するグランドセントラル駅周辺へも地下鉄1本でアクセス可能となりました。また、すぐ南にはチェルシーエリアに続くハイライン(The High Line)もあり、ハドソン・ヤードがこのチェルシーとミッドタウンウエストエリアをつなぐ大きな架け橋となることは必須です。

 

 

 

15 Hudson Yardsについて

この開発の中で、居住用建物としては15 Hudson Yardsとこれから着工する35 Hudson Yardsがあります。すでに着工している15 Hudson Yardsは70階建ての高層ビルとなる計画で、完成は2018年頃と予定されています。このビルは385世帯の分譲コンドミニアムと賃貸ビルディングの両方で現在計画が進行しています。居住用のこれら2つのビルの他に、オフィスタワーとして30 Hudson Tower、10 Hudson Tower、55 Hudson Towerが2018年に完成する予定です。

 

 

こちらのコンドミニアムの一番の魅力は、421A Tax Abatement (固定資産税の優遇)が20年付与されている点です。初めの12年間は固定で、現在提示されている非常に低い優遇固定資産税額が適用されます。その後、13年目から20年目まで段階的に金額が上昇し、21年目からは通常通りの金額になります。そのため、最初の12年間は年間の固定資産税額が数百ドルで済んでしまいます。このクラスの物件なら、通常は年間数千ドル以上の固定資産税となるため、投資目的で保有した場合にも経費の軽減が期待できます。

今回の販売価格は1スクエアフィート$2,000~のため、投資にお薦めの1ベッドルームタイプはマンハッタンの新規高級コンドミニアムの中では比較的お手頃な価格と言えます。新規高級コンドミニアムの建設ラッシュである57丁目の億万長者街(Billionaire Row) のコンドミニアムの1スクエアフィート価格は平均$5,000で超高級市場を狙った商品ですが、これらと比較すると、ハドソンヤードの開発物件は周辺オフィス街へ勤務する人たちの住居エリアといった実需の支える安定市場を狙った物件であり、長期的な資産分散を目的とされる投資家の方には自信を持ってお勧めできる投資商品です。

 

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