コロナ禍におけるアメリカへの転勤準備、ここがポイント | Reloredac.com

コロナ禍におけるアメリカへの転勤準備、ここがポイント

これからアメリカ赴任を予定されている皆様は、渡米を前に色々と忙しくされている事と思います。通常の赴任準備に加えて、コロナ禍ならではの準備や手続きにはどのようなものがあるのか、ご参考にしてください。(本記事に記載された内容は2021年5月25日時点のものとなります点、予めご了承ください。)

まず、検査証明書の手配は必須です。搭乗前「3日以内」にコロナウィルスの検査を受け、英文の陰性証明書を取得します。陰性証明書は搭乗前に航空会社への提示が必要な他、米国入国の際に提示を求められることもあります。もし過去にコロナウィルスへの感染履歴がある場合、回復していることを証明する医師の診断書(英語)が必要とされています。在日米国大使館のウェブサイトで、英文証明書の発行に対応している検査機関が紹介されていますので、ご参考にしてください。なお、空港への到着は普段より余裕を持ち、搭乗の3時間前くらいを見積もっておくと、検査結果が万が一無効だった等、予期せぬ事態に対応できるので安心です。

▼日本国内のコロナウィルス検査機関リスト(英文)
https://jp.usembassy.gov/services/pcr-testing-facilities-in-japan/

 

                                                                               

続いて、アメリカ入国時には、アメリカ疾病予防センター(CDC)が発行しているAttestation Form(https://www.cdc.gov/quarantine/pdf/Fillable-Attestation-English-p.pdf)への署名が求められます。こちらの書類は到着後の空港で受け取れます。入国審査はこれまでと特に大きな変化はありませんが、先に述べたように陰性証明書の提示を求められることがあるため、手元に準備しておくことをおすすめします。なお、アメリカの場合、到着する州や都市によって規制が異なるので渡航先の規制については各行政のウェブサイト等で事前に確認しておきましょう。

そして、気になる渡米後の隔離状況については、これも州によって規制が異なるので渡航先の情報を確認する必要があります。例えば、ニューヨーク州の場合ですと4月10日以降、海外からの渡航者でコロナウィルス感染の症状がない場合は到着後の検査は不要となり、自己隔離も解除されましたので、到着後の住宅内覧が直ぐに出来るようになりました。なお、コロナ禍で急速に普及したバーチャル内覧を活用して、日本にいる時から渡米先の住宅情報を収集し、内覧する物件を絞り込んだ上で渡米される方も増えてきました。渡米後、スムーズに生活を立ち上げる方法としてバーチャル内覧の活用もぜひご検討ください。

▼アメリカへの入国に関する規制について(5.7.2021更新)
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/testing-international-air-travelers.html

 

【ご注意】アメリカ入国時の水際対策に関する内容は随時アップデートされております。本記事に記載された内容は2021年5月25日時点のものとなります点、予めご了承ください。

 

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