アメリカで住まいを借りるなら ~日本の火災保険に相当するアメリカの保険は?~ | Reloredac.com

アメリカで住まいを借りるなら ~日本の火災保険に相当するアメリカの保険は?~

日本で賃貸住宅に住まれたご経験のある方ならご存知だと思いますが、通常、日本では賃貸住宅の契約時に火災保険に加入します。不動産エージェントが賃貸契約書と共に火災保険の加入申込書を用意していて、賃貸契約の流れで火災保険にも加入した、といった経験はありませんか?入居先の建物や大切な家財の損害を補償する火災保険ですが、アメリカで部屋を借りる時には、どんな保険に加入するものなのでしょうか?

 

 

アメリカでは、賃貸住宅に入居する際、「テナント保険(借家人保険)」に加入するのが一般的です。賃貸契約書には入居者が必要な保険内容がたいてい明記されていますが、加入が強制されていなければテナント保険に入らない人もいます。また、日本のように不動産エージェントが賃貸契約書とセットでテナント保険の申込書を用意しているケースは無いため、ついうっかり保険に加入するのを忘れてしまった、なんて事もよくあります。任意とはいえ、テナント保険に加入する必要はあるのでしょうか?

ここで、実際に起こった事例をご紹介します。

集合住宅に住むA子さん。年末年始のホリデーシーズンのことです。パーティーの後、ほろ酔い気分でアパートに戻り、ゆっくり湯船に浸かろうとバスタブにお湯をはっていたところ、うとうとと、そのままソファで寝入ってしまいました。 

 

 

気がついたらバスタブから水が溢れ出してリビングルームの床まで水浸しになっているのを発見。自分の部屋に加えて階下にも水漏れしたため、後日大家から1万ドル強の修理請求が来てびっくり。問題は裁判所まで持ち込まれ、大家と交渉するも、テナント保険に加入していなかったため結局5千ドル近くを支払った、という話がありました。水漏れといえども侮れません。日本の家屋と米国の家屋は仕様が異なる点が多いため、どこからどういう形で水漏れが他に影響するかわかりません。慣れない日本人にとっては注意が必要です。

テナント保険は、事故による家財の損害を補償するばかりでなく、自分が起こした過失事故による第三者への賠償責任も補償します。思わぬ大きな出費で、精神的・金銭的なダメージを受ける前に、小さな支出で大きな安心を得てはいかがでしょうか。

弊社のグループ会社(リダック・アドバンテージ)では、保険を取り扱っています。今回紹介した事例のような水漏れ損害は、ベーシックなテナント保険ではカバーされないこともありますが、日本人駐在員とそのご家族が遭遇しがちなトラブルを熟知したリダック・アドバンテージなら、最適な保険プランを提案することが可能です。さらに、万が一の事故の際は、24時間365日、日本語でサポートが受けられるため安心してお任せいただけます。お気軽にお問合せください。

 

 

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