ミッドタウンの穴場、ヘルズキッチンにある隠れ家的コンドミニアム
日本では、ニューヨークの中でもブルックリンがここ数年よくメディアに取り上げられ、お洒落な街として注目を浴びていますが、地元ニューヨーカーに最近じわりと人気のエリアが、ミッドタウンウエストに位置するヘルズキッチン（Hell’s Kitchen）です。チェルシー、ミートパッキングに続くマンハッタンのホットなエリアとして、この古くて新しいヘルズキッチンに若者達の注目が集まっています。
ニューヨーカーは知っている、ヘルズキッチンの魅力
ヘルズキッチン、つまり「地獄の厨房」という意味ですが、その名の通り、その昔はギャングが集まるエリアとして有名でした。ただし、立地は抜群です。そこに注目した地元の開発業者が、なんとか印象を良くしてエリアの活性化を図ろうと、別名「クリントン」でマーケティングに勤しんだものの、「ヘルズキッチン」という呼称は地元ニューヨーカーの愛称として定着しており、これを覆すことはできず、未だにこの愛称で呼ばれているという逸話もあります。（Googleマップにも「クリントン」と表示されますが、この名称で呼ぶニューヨーカーは殆どいません。）
そんな曰く付きのヘルズキッチンですが、今ではマンハッタンで急成長中のエリアとして注目されています。南は34丁目から北は59丁目、東は8番街からハドソン川までの区域で、前回のeリスティングで紹介したハドソンヤードのちょうど北に位置しています。ヘルズキッチンのなかでも、特に 9番街沿いの 42丁目から 50丁目の間はお洒落なカフェやバー、多国籍のレストランが軒を連ね、第2のチェルシーとも呼ばれています。どこにでもある大型資本のチェーン店ではなく、独立経営で個性的な店舗が多いのもヘルズキッチンの魅力です。どこか下町のような雰囲気も漂い、ミッドタウンに位置しながら低層の建物が多いため、開放感が感じられます。
最近は新築の賃貸マンションやコンドミニアムが次々と建設され、特に若いエグゼクティブ層に人気です。近隣のアッパーウエストサイドより賃料がやや低めで生活しやすく、独身やカップルでこのエリアに居住するアメリカ人や外国人が多いのも特徴です。2年ほど前には、ヘルズキッチン専門のフリーペーパー「W42ST」が創刊され、カルチャー面でもこのエリアの盛り上がりが伺えます。
お洒落なコンドミニアムとして登場したNINE52
このヘルズキッチン内に、注目の節税物件が登場したのでご案内します。立地は52丁目の9番街と10番街の間、最寄りの地下鉄の駅まで徒歩6分の距離です。建物自体は1940年頃にSt. Vincent Midtown Hospitalとして建築された後、賃貸として全館改装され、今年よりコンドミニアムとして販売が開始されました。
レンガ造りの外観に、内装はフルリノベーションされているので、新築高層マンションではなく、趣のあるニューヨークの低層住宅を好む若いアメリカ人やヨーロッパ人に人気です。日本人にとっても、特に生活のしやすさが魅力といえます。日本食スーパーや和食レストランはいずれも徒歩圏内、また、日系企業の多く集まるミッドタウンへも徒歩で通勤が可能です。さらにセントラルパークも徒歩約6分という距離なので、散歩やジョギングにも最適です。
建物には24時間ドアマンが付いており、共有施設としてラウンジ、ワインルーム、プレイルーム、屋上デッキ、中庭、フィットネスジムがあり、居住者は全て無料で使えます。室内設備も充実しており、全室に洗濯機乾燥機、食器洗浄機が完備され、最新のデザインキッチンに、開放感のある部屋のレイアウトとなっています。
内装は全面改装済みで、まるで新築のような仕上がりでありながら、築年数は47年以上のため、9年償却が可能な節税物件となります。（アメリカでは一般的に商習慣上、土地建物の評価額の比率が土地2割、建物8割とされています。）このような全館リノベーション済みの節税物件がマンハッタンで販売されることは非常に珍しく、掘り出し物件と言えます。ヘルズキッチンというエリア自体が持つ魅力もあり、入居者付けも難しくありません。何といっても、世界の金融センターであるマンハッタン島内の物件のため、長期分散投資に向いた商品としてお勧めです。
スタジオタイプは既に完売しており、1ベッドルームが＄1,144,000から販売されています。資金に余裕のある方であれば、5ユニット、10ユニットのバルク購入による大幅節税も可能です。既に物件数が少なくなっていますので、資料をご希望の方は、お早めにお問合せください。
