進化を続けるブルックリン
ブルックリンと聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか?
長年ニューヨークに住んでいる方であれば、治安の問題やマンハッタンからのアクセス等をあげる方もいらっしゃるかもしれません。また、近年ではお洒落で独特の雰囲気を持ち、住んでいるだけでかっこいいというイメージさえあります。マンハッタンだけでは物足りず、近年では、観光客もよりディープなBrooklynへ続々と足を運んでいるようです。また、日本ではテレビやファッション雑誌等でBrooklyn特集が組まれるなど脚光を浴び、徐々に変化が生まれています。
現在このブルックリンの中心地とも言える Barclays Center の周辺に、東京ドーム2つ分(約2.2 -acre)もの敷地で開発が進んでいます。「Pacific Park」と言われるこのプロジェクトは、まるでマンハッタンのハドソンヤードを思わせるような大規模開発です。このエリアには、将来的に15棟の多様な用途の新築ビルディングの建設が予定されており、居住用スペースに関しては6000世帯以上の賃貸ユニットが建設される予定です。
このエリアには、レストラン、商業施設、オフィススペース、デイケア や 老人福祉施設を始めとして、公共の学校も建設されます。そして、緑豊かな環境との融合した住空間を実現するべく、多くのオープンスペースが設計されているようです。そのため、若い方だけではなく、お子様のいるご家族もゆったりとしたスペースで快適な生活が期待できます。
この大規模開発の先駆けとなるのが、550 Vanderbilt Avenue に佇む Pacific Park Brooklynという新築コンドミニアムです。この新築ビルディングは現在2017年1月頃完成予定です。また、その他の建物もこれを追うように建築がスタートし、今後のブルックリンのイメージ、不動産価格に大きな変化を与えるプロジェクトとなりそうです。
ブルックリンは独自のブランドを確立し、さらに進化を続けています。地価という点では、マンハッタンに匹敵する街という時代が近い将来訪れるかもしれません。