縁とは、はたまた運命とはこういうものなんだなぁと思う今日この頃


リダックさんと私の出会いは、昨年の11月上旬のケンブリッジオフィス赴任の下見出張のときでした。

下見出張の目的は、配属先の組織への挨拶と住む家を探すことでした。下見の時には、引越しシーズンから外れていたために、候補物件がとても少ない状況でした。会社が手配してくれたリロケーション支援エージェントに4件ほど物件を見せてもらいましたが、選択肢が少なく、あるものはどれも目が飛び出るほど家賃の高い物件ばかりで、写真で見ると、そこそこ綺麗に見えるもののペンキの臭いがキツくて床が傾いている物件もありました(ボストンエリアでは珍しくないですよね)。全て却下でした。ということは・・・?

そうです!現場を見ずに家を決めなければならないという選択肢を私は取ることにしたのです。とは言え、このまま帰ってしまっては、居室の臭いが分からない、水まわりも綺麗かどうかも分からない、交通の便も分からない、ということに頭を悩ませました。

そこで、残りの滞在時間を使って、どこか駆け込みで物件を教えてくれるような不動産屋がボストンにないか調べてみることにしました。最初は英語でサーチをしていたので、リダックさんのHPが目に入らなかったのですが、日本から留学で来られる研究者も多いエリアなはずだ!と思い、日本語で検索をかけてみたところ、リダックさんのHPが目に入ってきました。物件探しのこと等、色々と日本語でまとめてあるので大変有益でした。きっと、ここなら何か物件情報を教えてくれるに違いない!それがダメでも物件の価格帯など相場感を研くための情報くらいは教えてくれるかもしれない!と期待を胸に駆け込んでみることにしました。

どこの誰かもわからない私を、佐藤マネージャは追い払うこともなく、ボストンエリアの賃貸物件相場、ブルックラインエリアのこと、日本人に優しい小学校の存在など、懇切丁寧に教えて下さいました。異国(特にアメリカ)での懇切丁寧な対応に感動し、帰国後にダメもとで会社の人事に頼み込んで、リダックさんを利用可能なRealtorとして登録してもらうことに成功しました。そして、帰国後の本格的な物件サーチは、本間さんを担当に付けていただきました。本間さんにもとても親切にご対応頂き、またまた生涯で忘れられない出来事が起きます。

1月18日より赴任開始となるため、1月15日にマサチューセッツ入りするスケジュールでアパートの契約等を進めていました。結局は、仕事の関係で16日に変更になりました。

大きな会社ともなるとプロセスに関わる人の数が多すぎていけません。どういう手違いか、渡米のちょっと前に「人事部門からAuthorizationが出ていないから、アパートの契約と家具の搬入ができない。1週間くらい仮宿探しをした方が良い」というメールがリロケーションプロセスの窓口の人(これも別会社です)から届きました。

おいおい、今頃になって仮宿なんて、会社のプロセスを考えたら間に合わないでしょぉ・・・「私は間に合うことを信じて渡米するから、準備は進めてくれ!」とレス。「リスキーだ」と言われましたが、そんなのは着いて家に入れなかったら考えれば良いということで意を決し、渡米の日の3~4日はほぼ徹夜で、本間さんとリロケーションエージェント、別会社の窓口の人間とのメール・電話のやり取りをすることになりました。本間さんはきっと間に合います!と励まして下さいました(もちろん、私の見えなところでしっかりお仕事を進めて下さったことに感謝です)。そして、結末は・・・

はい、ちゃんとギリギリセーフで間に合いました。本間さんには本当に感謝です。アパートを決めるにあたって、アパート内部を細かく動画に撮って下さったり、私のリロケーションエージェントと色々とお話をして下さったり、親身になってサポートして頂きました。

アパートを決めた当初はアメリカの物件に対する目が肥えていなかった部分も大きかったので、「上手くいった」くらいで、物件探しが大成功だったとは思っていなかったのですが(私は東京の中心部に住んでいたので、感覚が全然異なります)、いざこちらで働き始めて、街の雰囲気や特徴、不動産についての知識が増えてくると、運が良かったとしか言いようがないほど素晴らしい物件に住んでいることがわかりました。物件そのものが素晴らしいこと(日当たりや快適性、安全面、天井が高く開放的)、それから交通の便、子供の教育面、生活面、通勤面のどれを基準に考えても満足度・コスパは高いです。大家さんも管理人さんもとても親切です。

そろそろ米国勤務開始から6か月目に突入するところですが、仮にこちらで生活の基盤を整備することになった場合に備えて、クレジットヒストリー構築の方法や不動産購入や税金に関する情報も教えて頂き、大変お世話になっています。帰国までこれからも何かとお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

(製薬会社勤務 K